日々の作業2/4。

メンテナンス項目の中にギアオイルの交換がありますが、気を付けている事は、出てくるオイルに水の混入はないか？鉄粉の出具合は？などの他に少しでも内部の状態を把握する為に、プロペラを回して異音がしないか診ています。

これもそのプロペラを回した時に発見した不具合で、ゴロゴロと異音がしてました。プロペラシャフトの軸受け部のベアリングがダメになっているのでしょう。

各パーツをチェックしながら分解を進めます。ちなみにこのパーツ、インペラの下に入ってるのですが、以前は内圧により飛び出されて、たびたび水混入の原因になっていました。現在のものはCリングで止める様に対策されてるので安心。

ギア自体に損傷はなくほっとしたが、ベアリングはさらにこの奥にあるので、すべて分解ですね。

最後にたどり着いたベアリングに原因発見！！こちら、分りやすいのはベアリングレースにしま模様が出ていますね、指でなぞるとデコボコしているのが分かります。

このまま気付かずにいたらギア本体まで交換する事になっていたでしょう。