日々の作業8/3。

「エンジンが掛からない・プライマリーポンプを揉むとガソリンが漏れる」との事で修理依頼を受けました。インテークのスロットルバルブ辺りから漏れを確認できたので、ベーパーセパレーターのチェックバルブ不良と判断しました。

EFIエンジンの場合、ガソリンに気泡が混じらないように一度小さなタンク（ベーパーセパレーター）にガソリンを溜めます。タンクにはフロートが有って規定量になるとバルブを閉じてそれ以上入らない構造ですが、

このバルブに不具合があると、止められずにホースを伝ってインテーク側に漏れ出します。

今回はタンク内にゴミが入っていたので、それがバルブに挟まりオーバーフローしたのでしょう。タンク内の清掃とバルブ・シールを交換しました。

また、長期間エンジンを始動しないなど、このバルブ自体が固着して不具合を起こすこともありますから、こまめに釣りに来て、エンジンを掛けてあげるのも大切ですね。