ガーミン ライブスコープを使ってみました!

今年の6月に発表されて以降、巷で話題沸騰なPanoptix LiveScope(パノプティクス ライブスコープ
 
 
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本格的な発売は9月からですが、当店にデモ機が入荷したので商品の詳細と湖上でテストしてきた様子をお伝えします。
 
まず、Panoptix LiveScope(パノプティクス ライブスコープを使用できるガーミン魚探はマリンネットワーク(イーサネット)ポートがあるGPSMAPシリーズECHOMAP PLUS 75sv・95svになります。
 
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ソナーボックスで処理したデータをイーサネットケーブルを介して魚探本体でモニターするというイメージなので今まで使用していた振動子と併用可能です。
 
GPSMAPシリーズはマリンネットワーク(イーサネット)ポートがふたつあるので問題ありませんが、ECHOMAP PLUS 75sv・95svはマリンネットワーク(イーサネット)ポートがひとつしかないのでECHOMAP PLUS 75sv・95svを2台、ネットワークしている場合は別途、GMS10 ネットワークポート拡張ハブなどか必要になります。
 
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 また、Panoptix(パノプティクス)PS21・22・31が使用できたechoMAPシリーズ・AQUAMAPシリーズはマリンネットワーク(イーサネット)ポートがあってもPanoptix LiveScope(パノプティクス ライブスコープ使用できないのでご注意ください!
 
振動子のほかに同封されるパーツはソナーブラックボックス・専用電源ケーブル・魚探本体への接続用2mイーサネットケーブル・各種取り付けブラケットです。
 
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独特な形をしている振動子は高さ 96mm×横幅13.3mm×厚み43mm、同封されてるブラケットでエレキヘッド・エレキシャフト・船体トランサムへの取り付けが可能です。
 
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発信出力500Wで周波数は530KHz~1,100KHzとなっており測定距離によって周波数を可変させます。振動子内部には指向角20°の小型振動子が縦に複数配置されており、電気スイッチングで上下に発信を繰り返し、ライブビューとして表示させる仕組みだそうです。
 
エレキモーターヘッド専用ブラケットに装着すると、振動子の角度を可変させることで前方探査と下方探査を切り替える事ができます。
 
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前方探査モード
 
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下方探査モード
 
振動子と魚探の間には、データを処理するソナーブラックボックスが配置されます。端子は左から電源・魚探へ出力接続するイーサネット・トランスデューサー入力、本体はIPX7防水仕様です。ボックスの重量は約2kgあるので荒れた湖上を走り回るバスボートに取り付ける場合はしっかりと固定する必要があります。
 
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調整できるのは感度・深度レンジ・レンジ(前方の距離)。振動子内部にコンパスと9軸ジャイロセンサーを内蔵、振動子を向けた位置情報を認識してますので、魚探映像からウェイポイントのマーキングが可能です。また湖上の波により、ボートが上下動しても画像のブレを補正する機能も有しています。
 
では、霞水系で使用したらどんな映りになるのか!?まずは3mラインのブレイクに沈むストラクチャー。シャローからブレイク方向に振動子を向けるとご覧の通り。
 
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しっかりとストラクチャーを捉えています。特徴的なのが、前方探査と言っても複数の振動子からスイッチング発信してる音波の上下幅が135°と広いため、ボートの真下までしっかり探査できることです。
 
次に取水塔。
 
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取水塔魚探映像.jpg
ボトムから垂直に立っている取水塔が明確に映っていますね。ここでは下の写真のルアーをキャストして中層でスイミングさせてみました。
 
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その動画がこちら。
 
 
水深2から3mを上下しながらスイミングするルアーがリアルタイム映像でしっかり写ってますね。 ここまではっきり映ると自分が狙いたいレンジをルアーがキープできているのかどうか!?確認することも可能ですね。
 
霞水系の代表的なポイントでもある水門ではどうでしょう!?
 
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水門前のハードボトムの切れ目に鉄柱が刺さってるのがわかります。
 
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利根川や常陸利根川に多い通称『うなせん』は!?
 
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細いうなせんはもちろん、うなせんに繋がってる仕掛けのロープもしっかり捉えていますね。
 
今回テストした範囲では霞水系の沖目にあるストラクチャーは難なく映像に捉えることができました。ここからさらなるテストが必要ですが、もし杭の中層にサスペンドしている魚を捉えることができたら・・・、もし攻めようとするストラクチャーに魚がいるのかどうか事前に判ったら・・・と考えるとワクワクしてきます。
 
群れる習性があるスモールマウスに対しては大きな武器になりそうなことは多くのお客様が想像している通り。野尻湖でテストしてみたところ・・・
 
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10m先で複数のスモールマウスがワカサギの群れをボトムに追いやってのフィーディング。
 
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フラットの中層で群れるスモールマウス。
 
すべてが丸見えですね。振動子を付けたエレキを扇形に動かすだけでボート前方のベイトやスモールマウスのポジジョンが判るのは大きなアドバンテージになります。
 
ガーミン公式スポンサードプロトーナメンターであるTOP50の佐々プロが桧原湖で実釣テストした映像を見るとルアーに反応してバイトするまでの映像が収まっています。
 
 
 ここまで水中の様子が把握できるとルアーの種類・アクション・カラーの違いによるバスの反応が手に取るように判りますのでPanoptix LiveScope(パノプティクス ライブスコープはゲームチェンジャーになり得るアイテムだと思います。
 
当店ではPanoptix LiveScope(パノプティクス ライブスコープを取り付けたデモ艇を用意しております。事前にご連絡・日程調整させて頂ければ湖上で実際の映像をお見せする事も可能です。ガーミン魚探のご相談・ご質問はハーツファインダー高橋(TEL 090-3470-1858)まで、お気軽にご連絡ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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